あこがれのマイホームを手に入れる際、多くの方が組むことになる住宅ローン。
その審査には、2段階あることをご存知でしょうか。
住宅ローンの審査の目的
住宅ローンを組む際、そもそもなぜ審査があるのでしょうか。
それは、ローンを貸す側の金融機関が、毎月確実に返済してくれる人に貸したいからです。
利率が低いとはいえ、35年、30年など長期にわたって組むローンですから、金融機関も慎重に貸す人を選ぶのです。
内容によっては、借入金額を減らすことを提案されたり、連帯保証人を求められたり、住宅ローンそのものを貸せないと言われることも…。
では、審査に通るには、どのようなポイントがあるのでしょうか。
事前審査、そして本審査についてご紹介します。
住宅ローンの事前審査
事前審査は、売買契約前に行う審査です。
主に確認するのは年収や勤め先、勤続年数と借入金額のバランスなどで、借りる本人に毎月・毎年返済していける能力があるかどうかがポイントになります。
年齢は多くの金融機関で重要視しており、80歳までに完済することを求められます。
といっても、65歳前後が定年の企業が多いため、年齢が若く安定した職業とみなされる方の方が通る確率が高く、40歳を超える方の場合、年収がより高かったり、借入額の減額が求められたりします。
年収300万円以上あれば申し込み可能ですが、自営業の方は3年分の確定申告書を提出し、利益がどの程度かなども確認されます。
会社員と自営業では見られるポイントが異なるので、注意してくださいね。
自動車や他の不動産などで住宅ローンを組んでいる場合はそれらと合算した時の返済負担率も見られます。
また、他のローンはなくても、クレジットカードやカードキャッシングの返済などが遅れると、個人信用情報の金融履歴に「異動」と記録が残ります。
この異動は5年間消えない上に、住宅ローンの審査で非常に重く見られるポイントで、通る可能性が非常に低くなります。
住宅ローンの本審査
住宅ローンを借りる際に事前審査、売買契約を経て最後に行う審査が、本審査です。
本審査は金融機関だけではなく、ローンの返済が滞った際の保証を行う保証会社が行うことが多くあります。
そのため、事前審査で確認した借りる本人の返済能力をさらに詳細に源泉徴収票などを元に審査するのはもちろん、売買契約を結んで購入することが決まった不動産の担保性なども審査の対象になります。
さらに、住宅ローンを組む方に万が一のことがあった場合に保証する団体信用保険に加入する場合は、本人の健康状態なども確認されます。
金融機関、保証会社共に、確実に毎月住宅ローンを返済してくれるか、そして万が一の際になるべく多く回収できるかが審査のポイントになるのですね。
まとめ
金融機関によって審査に違いがあると言われますが、今回ご紹介したように多くの場合項目は重なっています。
無理のない範囲で住宅ローンが通るよう、考えてみてくださいね。
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