日本人の8割以上の方がクレジットカードを持っているといわれています。
最近は、日用品もクレジットカードで支払ったり、光熱費もカード払いにしたりと、日常生活に「クレジット決済」は、なくてはならない存在になりつつあります。
今回は、賃貸の家賃支払いをクレジットカード決算する場合のメリットと注意点を紹介します。
家賃の支払いをクレジット決済に ①導入するメリット
クレジット決済を導入することで、オーナーさんと入居者双方にどんなメリットがあるのでしょうか?
<オーナー側のメリット 借り手が見つかりやすい>
賃貸物件を契約する時の初期費用は、敷金や礼金、仲介手数料など、かなり大きな金額になり、借りる側にとっては負担になります。
その際、クレジット決済がOKだと、支払いの時期を調整ができるので、現金をすぐに準備できなくても賃貸物件の契約手続きが可能になります。
借り手のメリットが増えれば集客につながり、所有する賃貸物件の契約も決まりやすくなりますね。
加えて、クレジットカードを持っているということは、金融機関の審査に通っており、ある程度の信用力がある人物だといえますので、オーナーにとっては安心できる良質な入居者だという証明になります。
<入居者側のメリット 支払いがスムーズになりポイントも還元>
先ほど、オーナー側でも述べましたが、クレジット決済を利用すると、支払いの時期を調整できるので、契約時の初期費用の負担が軽くなります。
また、クレジット決済であれば、月々決まった日に家賃がカード決済されるので、わざわざ銀行に行って振り込む必要がなく、支払日を忘れて家賃滞納になる心配もなくなりますね。
カード利用の引き落とし日は他の買い物と一緒なので、家賃を含めた自分の出費を総合的に管理できるのもメリットです。
また、クレジットカードの大きな魅力のひとつがポイント還元で、家賃は出費の中でも大きな割合を占めるので、ポイントがどんどん貯まるのは嬉しいメリットでもありますね。
家賃の支払いをクレジット決済に ②導入する際の注意点
双方にメリットがあるクレジット決済は、今後賃貸業界に普及していくものと考えられますが、これには注意点もあります。
利用金額の数%かかる決済手数料を負担しなければならないので、それを誰が負担するかということ。
「クレジット決済での支払いが可能」とする場合、決済手数料を負担するのは誰なのかを明確にしておく必要があります。
入居者側の注意点としては、家賃引き落としのタイミングによっては、残高不足により家賃が落ちず、滞納になってしまいがちになること。
常に引き落とし口座の残高を意識しておきましょう。
また、クレジットカードの支払いを分割やリボ払いにすると、利息や手数料がかかりますので、ちゃんと確認して利用することも重要になってきます。
まとめ
不動産賃貸業界にも参入してきたクレジット決済ですが、注意点を意識しながら利用すれば、非常に便利で双方にメリットがありそうです。
私たち株式会社アリアは、横浜市鶴見区・川崎市を中心に賃貸物件を多数取り扱っております。
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