これまで、首都圏を走る大手私鉄の中で唯一、東京都内に乗り入れも相互直通運転も行っていなかった相鉄線。
その相鉄線が、2019年11月についに、相鉄・JR直通線を開業します。
開業によって何が変わるのか、そして相鉄・JR直通線の魅力とはなんなのかをご紹介します。
相鉄・JR直通線11月開業で変わること
これまで、横浜駅と海老名駅を繋ぐ相鉄本線と、途中の二俣川駅から湘南台へと走るいずみ野線の2線を走らせてきた相鉄線。
相鉄線はこれまでJRや他の私鉄各線のどの路線とも相互直通運転を行っておらず、相鉄線内だけで完結していましたが、ついに2019年11月にJRとの直通である相鉄・JR直通線が開業します。
11月の直通線開業で変わることとして、まず新線と新駅の建設です。
西沼駅からJR武蔵小杉駅へ新たに新線を建設、途中に新駅である「羽沢横浜国大駅」が開業します。
これにより、武蔵小杉はもちろん大崎、恵比寿、新宿方面へ乗り換えなしでアクセス可能になります。
平日、休日共に46往復分運行される相鉄・JR直通線は、都心へのアクセスがしやすくなるため利用者からも期待が高まっています。
11月開業の相鉄・JR直通線の魅力とは
直通線へと変わることで、より魅力が増すとされる相鉄線沿線。
これまで都心へ行くには必ず横浜駅で乗り換える必要がありましたが、相鉄・JR直通線の11月開業で、渋谷、新宿、そして一部の電車では池袋や川越などへも乗り換えなしで行くことができます。
都心への通勤・通学時にも、オフタイムのレジャーでも、乗り換えのわずらわしさだけでなく、時間も短縮できるのは大きな魅力となっています。
また、人の流れが大きく変わることが予想されることから、相鉄線沿線の魅力がよりアップすることも見込まれています。
相鉄・JR直通線の開業と同時に、2022年開業を予定している東急線との直通運転も合わせ、沿線の街づくりも加速しています。
2018年に新しくなった二俣川駅はもちろん、西谷駅徒歩圏の分譲住宅地や、海老名駅近のタワーマンション、賃貸物件へも相鉄が参入しました。
単に相鉄・JR直通線を開業させるだけでなく、住む沿線として選んでもらおうという、意気込みのようなものも感じられます。
本線沿いだけでなく、いずみ野線沿線のより魅力ある街づくり計画は相鉄と横浜市が連携して行っています。
また、ゆめが丘駅近辺では土地区画整理事業に伴い新たな街づくり計画が進行しています。
新たなにぎわいや、人の交流が育まれる地域を目指し、駅前広場の整備や、公園の整備、道路の拡幅などが進行しています。
工事は着々と進んでおり、より魅力ある街へと変貌を遂げています。
まとめ
11月開業の相鉄・JR直通線によって、人の流れも大きく変わることになるでしょう。
都心へのアクセスが大幅に良くなる相鉄線沿線、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。
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