賃貸住宅経営をしているオーナーの方にご紹介したいのが「IoT」です。
今回は、空室対策に有効なシステムのIoTについて詳しく解説します。
IoTとは?賃貸住宅の空室対策に有効!
賃貸住宅を経営している方のなかには、なかなか入居者が見つからず空室を抱えていて悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
そこで空室対策に有効的なシステムとしてご紹介したいのが「IoT」です。
IoTとは「Internet of Things」の略称で、さまざまなモノのインターネット化を指す言葉です。
モノとインターネットをつなぎ、お互いに情報を共有して制御するシステムのことで、日本ではスマートフォンの普及とともに実用化が始まりました。
賃貸住宅でIoTを取り入れると、ドアや窓の施錠、照明のオンオフ、エアコンの温度調整などをスマートフォンなどの端末で操作できるようになります。
その操作は、家の中にいるときにはもちろん、外出先でも可能です。
たとえば、外出したあとにエアコンや照明の切り忘れに気づいた際、IoT化した端末を操作するだけでオフにできます。
このように生活が便利になるIoTを賃貸住宅に取り入れると、入居者を募る際の大きなアピールポイントとなるでしょう。
同じような条件でIoTを取り入れていない賃貸住宅との差別化ができ、空室対策として有効になります。
賃貸住宅の空室対策にIoTを取り入れるメリット!
実際に、空室対策としてIoTを賃貸住宅に取り入れるとどんなメリットがあるでしょうか。
まず、入居者側のメリットには、生活が便利になり安全性が高まる点が挙げられます。
前述のように、外出先で玄関や窓の施錠をしたか不安になった際には持っている端末で確認し、開いていればすぐに閉めることが可能です。
万が一、施錠していたドアが開けられた際には警備会社へ直接通報できるシステムも追加できます。
また、夏の暑い時期や冬の寒い時期には帰宅の前にエアコンをオンにしておけば、帰宅した際に室内を快適な温度にしておくこともできます。
次に、賃貸住宅のオーナー側のメリットには、少ない予算で導入できる点が挙げられます。
IoTは、設置のみで導入できるキットがあります。
窓の揺れや不自然な開閉などの異常を検知する「ウィンドウセキュリティ」と、テレビやエアコンといった赤外線センサーのリモコンを使用する家電と連動し操作できる「セトラルコントローラー」の基本セットの価格は、税別5万円です。
価格は一例ですが、空室対策としてリフォームしたりハイグレードな設備を導入したりするより大幅に少ない費用で取り入れられるためおすすめできます。
まとめ
賃貸住宅の空室対策としておすすめなIoTは、入居者だけでなくオーナー側にもメリットがあります。
費用対効果が高いシステムなので、この機会にぜひ導入を検討してみてはいかがでしょうか。
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