あわただしい毎日を送っていると、ときには静かで心が安らぐ場所で癒やされたいと思いますよね。
神奈川県横浜市鶴見区に、曹洞宗の大本山「總持寺」があることをご存じでしょうか。
広大な敷地の總持寺には、立派な寺院、そして美しい庭園があり、眺めているだけでも心が洗われるような気持ちになれますよ。
そこで今回は、鶴見区での暮らしを検討している方や現在住んでいる方へ向けて、曹洞宗大本山總持寺についてご紹介します。
鶴見区にある曹洞宗大本山總持寺の由来や歴史は?
まずは總持寺が曹洞宗の大本山となった由来や歴史についてお伝えしましょう。
訪れる前にぜひ知っておいてくださいね。
由来
もともとは石川県輪島市で真言律宗を教えていた、「諸嶽観音堂」が前身だといわれています。
ある日諸嶽観音堂の住職が見た夢で、「瑩山禅師という名の禅師をお寺に迎え入れなさい」と、お釈迦様からのお告げがありました。
同じころ瑩山禅師も夢のなかで、「諸嶽観音堂へ行きなさい」とお告げがあり、瑩山禅師は諸嶽観音堂へ迎え入れられ、「總持寺」と改名したことがはじまりだといわれています。
歴史
後醍醐天皇の時代には国家鎮護を祈願する勅願所となり、「曹洞賜紫出世第一の道場」に定められ、曹洞宗を公称し大本山となります。
しかし1898年の火事でお寺のほとんどが焼失したため、1991年に神奈川県横浜市鶴見区に移転しました。
鶴見区にある曹洞宗大本山總持寺では座禅会を定期開催!
境内には見どころがたくさんあるので、いくつかご紹介しますね。
まずお寺の入り口である總持寺の総門「三松関」の大きさに圧倒されるでしょう。
広さが畳千畳分の「大祖堂」には、歴代の禅師が祀られています。
宝蔵館「嫡々庵」では、お寺が所蔵する絵画や彫刻・古文書などの文化財が展示されていますよ。
講堂内を修行僧と一周するコースの参加も可能で、説明を聞きながら拝観できるのでオススメです。
広大な敷地内に植えられたさまざまな花も美しく、春には桜が見事です。
宿泊施設もある「三松閣」では精進料理を味わうことができますし、寺カフェではおいしいパフェもいただけますよ!
座禅会を定期開催
また次のように、座禅会を毎月おこなっています。
月例参禅…13時受付開始、15時30分解散(要予約)
晩天参禅…17時15分受付開始、19時解散(先着100名・予約不要)
8・9月には夏期参禅会もあるので、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。
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