政令指定都市の1つである川崎市には、家族で楽しめるさまざまな施設があります。
初詣には地元の人だけでなく全国の人々が来る川崎大師は、神奈川県内での参拝者数はトップの寺院です。
川崎の見どころの1つである、多くの人々から信仰され川崎大師をご紹介します。
川崎区にある厄除けで知られている川崎大師の特徴
古くから霊験あらたかな場所として有名な川崎大師平間寺(かわさきだいしへいけんじ)は、厄除け大師とも呼ばれ、毎年初詣では300万人以上の参拝者が訪れています。
厄除弘法大師が御本尊の寺院は1128年に開創され、厄除弘法大師または川崎大師と呼ばれています。
弘法大師を開祖とする真言宗・智山派の寺院であり、千葉県成田市にある成田山新勝寺、東京都八王子市にある高尾山薬王院とともに智山派の大本山です。
日々お護摩焚きをしており、厄除けや家内安全のほか、健康長寿や開運満足などの祈願を随時受けられます。
護摩は梵語で「焼く」を意味しており、仏の智慧の火をもって煩悩を焼きつくすことを表し、お護摩によって煩悩を焼き浄め大厄を消除するとして、全国の人々から信仰されてきました。
大山門を入ると、不動明王など諸仏が奉安されている大本堂や不動堂、薬師殿や八角五十塔など多くの見どころある境内が広がっています。
大晦日の除夜法楽や終戦の日などに鐘が打たれる鐘楼堂や、太平洋戦争後に唯一そのままの状態で残った福徳稲荷堂などもあります。
川崎区にある厄除けで有名な川崎大師の見どころ
大山門の上部は経庫となっており、ここを通ると厄払いになるといわれている門です。
大本堂では毎日お護摩がおこなわれ、世界平和が祈願されており、境内で最強のパワースポットといわれています。
八角五十塔は弘法大師の入定1150年と本尊大開帳の記念事業として建てられた華やかな塔で境内の大きな見どころの1つです。
薬師殿はお釈迦様が悟りを開いたブダガヤの大塔になぞらえた建物で、薬師瑠璃光如来のご分身であるなで薬師が奉安され、なでると身体健全などが祈念できます。
●所在地:神奈川県川崎市川崎区大師町4-48
●営業時間:9時~16時
●定休日:なし
●アクセス方法:京急大師線「川崎大師駅」より徒歩8分
●駐車場:あり
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