川崎市は神奈川県の北東部に位置しており、その川崎市のもっとも東側にあるのが川崎区です。
北は多摩川、東は東京湾に広がった地形をしていて、全域が平地となっています。
その川崎市川崎区にある稲毛神社で開催される伝統行事、それが「川崎山王祭」です。
今回は、川崎の歴史をみいだすことができるといわれる川崎山王祭をご紹介します。
川崎市川崎区にある稲毛神社で開催される川崎山王祭とは
稲毛神社は、景行天皇との縁を伝える川崎市川崎区にある古社です。
江戸時代までは「河埼山王社」と呼ばれ、東海道川崎宿の鎮守だったそうです。
変貌の激しい川崎のまちには、歴史を伝える遺産はほとんどありませんが、川崎山王祭は中世の遺風を確かに伝える伝統的な行事です。
3日間に渡り開催される川崎山王祭とは
川崎山王祭は3日間に渡っておこなわれ、そこには「神の結婚~懐妊~御子神の誕生」という物語が隠されています。
1日目
夕方には前夜祭(宵宮祭)がおこなわれ、3日間の無事と盛況を祈願します。
2日目
午前中には例祭が、午後には古式宮座式(神奈川県民俗文化財)が神主と氏子旧家の主人によって密やかに厳かにおこなわれます。
そのなかで、玉神輿には女神、孔雀神輿には男神が遷されますが、それは神様の結婚を表しているそうです。
3日目
早朝、神輿は氏子巡幸に出発します。
古来より「玉の神輿は荒れ神輿」といわれ、女神輿のほうが担ぎ方が荒くケガ人も多いようで、これは女神の懐妊・陣痛を表していて、その後おこなわれる宮座式では誕生した御子神の産湯を表しているそうです。
そして午後8時過ぎ、社殿にて御神体を本殿にお還しする神事が厳かにおこなわれます。
川崎の歴史が今につながる
神々の結婚と誕生という豊かな生命力を表す川崎山王祭のなかに、川崎のまちが発展と変貌を続ける根源をみいだすことができるでしょう。
川崎市川崎区にある稲毛神社で開催される川崎山王祭の日程
川崎山王祭は稲毛神社における最大のお祭りです。
境内には多くの出店が並び、神楽殿では神代神楽や奉納太鼓、奉納演芸が華やかにお祭りを盛り上げます。
川崎山王祭の日程
川崎山王祭は毎年8月1日、2日から直後の日曜日にかけておこなわれます。
※新型コロナウイルスの感染状況などにより日程変更や中止となる場合がありますので、事前に稲毛神社へお問い合わせください。
※稲毛神社Facebookでも確認することができます。
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まとめ
川崎市川崎区にある稲毛神社で開催される川崎山王祭をご紹介しました。
川崎区周辺でお住まい探しをしている方も、生命力あふれる川崎の歴史を肌で感じに、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。
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