アパートを運用するうえで、避けて通れないのが物件の管理です。
アパートの管理は自分で行なった方が良いのか、それとも管理会社に任せた方が良いのか…これはどのオーナーさんも悩むところでしょう。
今回は、現在自主管理をしているアパートオーナーさんや、これからアパート経営をしたいと考えている方向けに、管理会社を利用するメリットについて解説いたします。
アパートの運用には自主管理と管理会社に任せる方法の2つがある
アパートを運用するための管理方法は、オーナーさんがご自身で行なう自主管理と、オーナーさんに代わって物件を管理してくれる管理会社に一任する方法があります。
自主管理の場合はすべてオーナーさんが行なうため、人件費がかからない点がメリットです。
一方で管理会社に委託すると、管理料として家賃の5〜10%ほどのお金を支払わなければいけません。
しかし、お金をかけてまで管理会社を利用すると、次のようなメリットが得られて楽になれますよ!
アパートの運用を管理会社に任せるメリットはこの2つ
アパートの運用を管理会社に任せるメリットは、以下の2つです。
(1)入居者とのやり取りを請け負ってもらえる
アパートを運用するうえで大きな比率を占める業務の一つが、入居者とのやり取りです。
更新や退去の連絡、退去日当日の立ち会いなど契約に関するものから、設備の故障や隣人トラブルのクレームなど、入居者とのやり取りは結構多いです。
また自主管理の場合、家賃を滞納した入居者への連絡や退去時の修繕費用の計算と敷金の精算など、入居者とオーナーさんの間でトラブルになりやすいこともすべてご自身で対応しなければなりません。
しかし、管理会社へ委託するとこれらの手間が省け、オーナーさんの負担がだいぶ軽減されて楽になりますよ。
(2)不動産のプロなので安心して対応を任せられる
管理を委託する管理会社は、不動産に関する知識やスキルをもったプロです。
そのため、効果的な入居者募集の方法やトラブルが起きたときの対処方法、室内リフォームや建物の修繕計画など、アパートの運用に必要なことが相談できて安心です。
特に賃貸借契約書の作成は、プロのチェックを入れることをおすすめします。
自主管理の場合、入居者と交わす賃貸借契約書をオーナーさん自身で作成されるケースもありますが、不動産関連の契約はわずかな解釈違いでトラブルに発展しやすく、時には契約内容が無効となるケースもあります。
その点、管理会社に委託すると法に則った有効な賃貸借契約書を作成でき、トラブルが起きる可能性を低くできますよ。
まとめ
アパートの管理を管理会社に任せるメリットについて、解説しました。
自主管理は思った以上に手間も負担も大きく、途中から管理会社へ委託するオーナーさんも少なくありません。
ある程度楽にアパート運用を行ないたいのであれば、管理会社へ任せることをぜひ検討してみてください。