横浜市鶴見区には沖縄タウンと呼ばれる移民の街があるのをご存知ですか?
JR鶴見駅から南東に徒歩約15分の仲通商店街を中心とした一帯には、沖縄出身者とその子孫が多く住み、歴史と文化を感じられる街です。
約1000種類も揃う珍しい物産やグルメ、ドリンクが買える自動販売機もあり、独特の雰囲気と味を堪能できます。
沖縄からの移民の歴史を感じられる街 鶴見区
現在では沖縄出身者は珍しくなく、日本中に居住しています。
私たちが沖縄料理や音楽に触れる機会も多く、一年を通してたくさんの人が旅行で訪れる人気の観光スポットですよね。
鶴見区に住んでいる移民の歴史は古く、およそ100年前にもさかのぼります。
当時の沖縄は貧しく、多くの人が仕事を求めて本土に渡りました。
故郷から遠く離れた鶴見区に移り住んだ人たちは、厳しい労働と差別に耐えて身を寄せ合うようにコミュニティを形成し、独特の文化を代々継承してきたのです。
同じ日本でありながら言葉も文化も違い、激しい差別と偏見に合いながら、同郷の人々との絆を頼りに生き抜いてきた先人たちの築いた街。
沖縄より沖縄らしいと言われる理由はそんなところにあるのかもしれませんね。
沖縄タウンのファンは多く、一度行ったらまた行きたくなる街だと言われています。
なじみの店ができたら、移民の苦労や歴史の話を年長者から聞く機会があるのではないでしょうか。
鶴見区でおいしい沖縄料理を食べて沖縄を感じよう
沖縄を感じられるものと言えばやはり沖縄料理でしょう。
鶴見区の沖縄タウンでは、他ではなかなか味わえない本格的なグルメが楽しめます。
初めて行く方におすすめなのが仲通3丁目バス停の目の前にある、おきなわ物産センターに併設されたおきなわ亭です。
沖縄のソウルフード、人気の沖縄そばは角煮や紅ショウガが入っていて、ボリュームがあるのにさっぱりと食べられます。
食事のあとに、お惣菜やお菓子などの食材を物産センターで買い物してもいいですね。
おいしいお酒を飲みたい方は、京急鶴見駅近くの居酒屋かなぐすくがおすすめです。
店内の内装も沖縄の庶民的な居酒屋の雰囲気そのもので、地元や近郊に住んでいる出身者もたくさん通い、店の中では方言が飛び交います。
ゴーヤチャンプルや海ブドウなどの沖縄料理と一緒に、おいしいお酒が楽しめると人気です。
お気に入りのお店を見つける楽しみがあるのも沖縄タウンの魅力でしょう。
まとめ
沖縄タウンは、鶴見区でありながら遠い沖縄を身近に感じられる歴史ある街です。
まだ知らない沖縄の魅力を探しに行ってみてはいかがでしょうか。
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