皆さんは中古物件を買う時にホームインスペクションをしたことがありますか?
ホームインスペクションとは中古物件を購入する前に、その物件に異常がないか診断をしてもらうことです。
今回は購入前にホームインスペクションをすべき理由について解説していきます。
インスペクションをすべき理由とは?そのメリットに迫る
ホームインスペクションをすべき理由とそのメリットについて解説していきます。
中古物件を売買する人の中には費用の関係から行わない人もいますが、事前に調査をすべき理由とメリットを2つ挙げておきます。
<事前調査でわかる内容>
インスペクションを行い、判明できる情報は表面的な部分のチェックと内部の確認です。
表面では異常が見えなくても、内部には問題がある物件も時折存在します。
雨漏りや梁の腐食・配管設備までは調査をしないと見えてこないでしょう。
そういった可能性を踏まえると、事前に調査する理由に納得できるはずです。
<事前に調査を実施することで安心感がある>
事前に調査を実施することの一番の効果は安心感です。
事前調査を行ったことで物件を買う人も安心して購入できますし、売主も安心して適正価格で販売することが可能になるでしょう。
また、事前に調査を行っている物件は売れやすいというメリットもあります。
インスペクションをすべき理由は瑕疵を無くすため
事前調査をせず安易に中古住宅を購入すると、実際に住み始めてから瑕疵が発覚することもあるかもしれません。
また、もし事前調査を行わず購入した場合、後々瑕疵を発見したとしても保証の対象外となってしまう場合もあります。
<事前調査を行わないリスク>
実は中古物件では、瑕疵に対する保証期間が新築物件と比べて短い場合があることをご存知ですか?
新築物件の場合、一般的に買主は売主に10年間損害賠償等を求める権利があります。
一方、中古物件では売主が不動産会社となるケースが多く、この場合の請求期限は2年間となっています。
そのような理由を考えると、リスクをなるべく避けるためにはインスペクションはぜひともすべきであることが分かります。
<事前調査後に瑕疵が見つかった場合>
通常、事前の調査は資格を持った業者が行いますが、場合によっては不具合を見逃す可能性もあります。
しかし、見逃した瑕疵を後日発見したからといって、必ずしも調査をした者に損害賠償等を請求できるとは限りません。
このようなリスクを避けるためには、「既存住宅売買瑕疵保険」に加入することもおすすめです。
まとめ
今回はホームインスペクションについてお伝えしました。
事前調査は費用がかかるのであまりやりたくないと思う人もいると思いますが、中古物件を購入する際には大変重要な手続きです。
皆さんも安心して家を買うために、インスペクションを行って中古物件を選びましょう。
株式会社アリアでは、横浜市鶴見区、川崎市川崎区・幸区を中心に不動産を多数取り扱っております。
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