横浜市鶴見区は、横浜市の最東端に位置し、東京湾に面する区です。
京浜工業地帯の中核となっている鶴見区は、工業地帯というイメージが強かったエリアですが、現在は東口の大幅なリニューアルによって商業施設や住宅も増えてきました。
今回は、横浜市鶴見区にお住まいを検討されている方に向けて、鶴見駅周辺の住みやすさについてくわしくご紹介します。
鶴見区にある鶴見駅東口の魅力とは
鶴見(つるみ)駅は、鶴見区鶴見一丁目に位置し、JR京浜東北線、鶴見線の2路線が通る駅です。
駅は東口と西口にわかれていますが、西口は高級住宅街が広がり、東口にはバスターミナル・ショッピングモール・商店街・飲食店などが広がっています。
西口はJR京浜東北線、東口は京急鶴見駅の利用に最適と、それぞれ住み分けがなされている点は大きな特徴です。
近年開発が進み、商業施設が増えているのは東口です。
JR鶴見駅直結の駅ビル「CIAL鶴見」や京急鶴見駅下のショッピングプラザ「ウィングキッチン京急鶴見」などが併設され、賑わいを見せています。
商業施設ができたことで、人通りの増加や治安の向上が見られ、住みやすいエリアとして注目を集めています。
鶴見区にある鶴見駅東口の駅ビル「CIAL鶴見」
JR鶴見駅直結の駅ビル「CIAL鶴見(シァルつるみ)」は、2012年11月にオープンしたショッピングモールです。
生鮮食品や日用品のほか、レストランやカフェを併設した大型の駅ビルです。
東口ターミナル側からは6階建ての駅ビルの全貌が眺められ、屋上庭園とガラス張りの上階が軽やかな印象を覚えます。
CIAL鶴見の大きな特徴は、禅文化とのつながりを取り入れた点です。
地元鶴見にある禅寺「建巧寺」の住職で、世界的な庭園デザイナー枡野俊明(ますの しゅんみょう) 氏がプロデュースを行いました。
屋上庭園には枯山水が、館内各所には自然石が置かれ、また5階の禅カフェには本物の茶室をそなえるなど、禅の心をもつ静けさが取り入れられています。
なかでも1階の生鮮食品売り場は「御菜市場(おさいいちば)」と名付けられ、竹の縁側や江戸時代の市場のたたずまいを再現した店舗は不思議な落ち着きを感じさせてくれます。
そのほかにも、駅ビル2階のフードプラザには「崎陽軒」や「ありあけ」など、横浜らしいお店が数多く軒を連ねています。
●所在地:神奈川県横浜市鶴見区鶴見中央1丁目1-2
●営業時間: 10:00~23:00(フロア・店舗により異なる)
●定休日:なし
●アクセス方法:徒歩1分(駅直結)
●駐車場:あり
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