横浜市鶴見区にある「鶴見神社」は約1400年もの歴史を持ち、横浜・川崎エリアではもっとも古い神社といわれています。
境内では弥生後期~鎌倉期に用いられた多くの祭祀遺物が発見され、推古朝以前からこの地で祭事がおこなわれていたことが明らかになりました。
明治期の鉄道開通にともなって敷地が縮小された現在の鶴見神社もパワースポットとして知られており、多くの人が参拝に訪れます。
今回は、鶴見神社の所在地やご祭神・ご利益などについて解説します。
パワースポットとして人気の横浜市鶴見区「鶴見神社」の所在地や例大祭の日程は?
<神社情報>
所在地:神奈川県横浜市鶴見区鶴見中央1丁目14-1
電話番号:045-501-4122(平日・土日祭日9〜16時)
アクセス:JR鶴見駅から徒歩3分・京急鶴見駅から徒歩4分
駐車場:あり(無料)
主祭神:五十猛命、素戔嗚尊
<例大祭の日程>
4月29日:鶴見の田祭り(杉山祭)
7月第4金、土、日曜:天王祭
古くからこの地に伝わる田遊びを昭和62年に再興した「鶴見の田祭り」は、横浜市地域無形民俗文化財に登録されました。
毎年4月29日に田祭り神寿(かみほぎ)歌が奉納され、地元の有志たちが歌に合わせて田起こしや収穫などの農作業を演じます。
毎年7月に開催される「天王祭」では横浜最古の神輿といわれる天王宮の大神輿が各町内を巡行し、夏の風物詩として親しまれています。
横浜市鶴見区のパワースポット「鶴見神社」にはご利益があるの?
鶴見神社には、素戔嗚尊(スサノオノミコト)を祀る天王宮と五十猛命(イソタケルノミコト)を祀る杉山大明神の2社が相殿として設けられています。
古事記にも登場する素戔嗚尊は神仏習合の神・牛頭天王としても知られており、安全守護・厄除け・病魔退散・病気平癒などのご利益をいただけます。
素戔嗚尊の御子として日本書紀に登場する五十猛命は、「こだね(木種)の神」ともいわれています。
木の守り神として林業・建設業・造船業を守護するほか、木が生命の源でもあることから成長の神や子供の守護神としてのご利益をいただけます。
さらに「五十の猛」という名のとおり軍神の側面も持っています。
神社の敷地内には鶴見七福神の「寿老人」が祀られており、長寿や家庭円満のご利益もいただくことができます。
まとめ
横浜・川崎エリアでもっとも長い歴史を持ちさまざまなご利益をいただける鶴見神社は、パワースポットしても人気があります。
鶴見区を訪れた際は、鶴見神社に参拝してみてはいかがでしょうか?
株式会社アリアでは、横浜市鶴見区を中心に不動産を多数取り扱っております。
物件に関してご質問などありましたら、お気軽にお問い合わせください。