お住まいの地域を選ぶ際に重視するポイントは人それぞれ。
そのなかでも小さなお子さんがいらっしゃるご家庭では、保育の利便性や保育料が気になる方が多いと思います。
そこで今回は保育事業に注力している神奈川県川崎市の認定保育園の実態や、保育料補助金についてご紹介します。
川崎市の保育料補助金について~認定保育園の実態とは~
川崎市の認定保育園とは、川崎市が保育の必要なお子さんが良好な保育を受けられるように基準を設け、その基準を満たした保育園のことをいいます。
園児の人数によって必要な保育従事者が定められており、保護者の方が安心してお子さんを預けられる制度を定めています。
そんな川崎市の認定保育園はいくつあるのでしょうか。
川崎市の総人口は約148万人ほどですが、令和3年4月時点で待機児童数は12人に抑えられています。
詳しくは後述しますが、川崎市在住の認定保育園に在籍している児童の保護者に保育料補助金を支給しています。
また横浜市と提携を結んでおり、川崎市在住の横浜市の認定保育園に在籍している児童の保護者にもこの保育料補助金が支給されます。
川崎市は全国的に見ても、子育てしやすい街だといわれるほど保育料補助金制度に力を入れています。
川崎市の保育料補助金~支給条件や申請方法~
ここからは川崎市の保育料補助金の詳しい支給条件や申請方法をご紹介します。
保育料補助金の対象
大前提として保護者・児童ともに川崎市に在住していることが条件です。
その他の条件は以下のとおりです。
●保護者が保育料を滞納していない
●児童が川崎市の認定保育園に週4日以上通園しており、その他の施設に在籍していない
●その他川崎市が認定した場合
詳しい条件は川崎市のホームページでご確認ください。
保育料補助金の金額
保育料補助金の上限金額は児童の年齢と世帯の市民税所得割相当額によって異なります。
3歳児までの場合は以下のとおりです。
●世帯の市民税所得割相当額が321,700円未満:月額2万円
●世帯の市民税所得割相当額が321,700円以上:月額1万円
3歳児以上の場合は所得に関係なく月額5千円となります。
保育料補助金の申請方法
保育料補助金は年に2回、前期(4月~9月分)と後期(10月~3月分)に分けて保護者の口座に振り込まれます。
申請は前期・後期合わせて年に1回で大丈夫です。
申請用紙は普段通われている園から配られ、必要事項に記入したうえで園に提出します。
その際に通帳のコピーや市民税所得割相当額がわかる書類が必要となりますので、あらかじめ園に確認しておいてください。
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