横浜市鶴見区は横浜市の最東端に位置し、鶴見川が区内を南へ蛇行して流れ、東京湾にそそいでいます。
横浜市で初めてできた区の1つで、市内最古の神社である「鶴見神社」が鎮座する歴史のある地域でもあります。
そこで今回は、横浜市鶴見区にある「鶴見神社」の由緒や歴史をご紹介します。
横浜市鶴見区にある鶴見神社の歴史をご紹介
鶴見神社は横浜市鶴見区に鎮座する神社で、約1,400年前、推古天皇の時代に創建されたと伝えられています。
横浜市内最古の神社
鶴見神社の境内より、弥生式後期から鎌倉期におよぶたくさんの祭祀遺物(祭りに使用された道具)が発見されたことから、推古朝以前より神聖な場所として祭祀がおこなわれていたとして、横浜市最古の神社であることが立証されました。
鶴見神社境内貝塚
鶴見神社の境内には横浜市指定史跡である「鶴見神社境内貝塚」があり、実際の貝塚を見ることはできませんが、歴史の古さを感じるスポットです。
この貝塚は弥生時代末期~古墳時代前期にもので、周辺からは竪穴住居後も発見されていることから、神社西側付近の村人たちは作った土器を使って、前面の海で貝を取って食べていたことが分かったのです。
鶴見神社の御祭神と御神徳
鶴見神社の本殿は、杉山大明神と天皇宮の2社が合わせて祀られる、二社相殿です。
主祭神は杉山大明神の五十猛命(いそたけるのみこと)で、こだね(木種)の神とも呼ばれます。
御神徳は植林・成長の神・子どもの守護神で、「安全守護・成長祈願・安産祈願・子宝祈願・合格祈願・学業成就」など多方面にわたるご利益があるとされています。
また、相殿として祀られる御祭神の牛頭天王(牛頭天王)は、日本における神仏習合の神で、「安全守護・厄除け・病魔退散・病気平癒」などのご利益があるそうです。
横浜市鶴見区にある鶴見神社で人気の御朱印とは?
神社やお寺で参拝した証としていただく「御朱印」は、神仏とのご縁の記録として近年人気を集めています。
御朱印は、印象と神社・神様のお名前などの墨書きで構成され、とてもありがたいものとして御朱印集めをする方が増えてきているのです。
鶴見神社でも御朱印を拝受することができます。
鶴見神社の御朱印は、横浜市地域無形民俗文化財に登録されている鶴見神社の行事である「鶴見の田祭り」の風景と、鶴見神社が担う鶴見七福神の1つである「寿老人」のスタンプが押されています。
御朱印は境内にある社務所にて9時~16時の間で受け付けており、初穂料は300円です。
御朱印はひとつひとつ手書きなのでとても味わい深く、一度いただいた社寺の御朱印でも、次にいただくときにはまた違った雰囲気や印象を受けるでしょう。
鶴見神社へのアクセス
●所在地:横浜市鶴見区鶴見中央1-14-1
●アクセス:JR「鶴見」駅より徒歩3分、京急「鶴見」駅より徒歩4分
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まとめ
横浜市鶴見区に鎮座する、市内最古の鶴見神社をご紹介しました。
日本人の生活に欠かせない神社、初詣・七五三・冠婚葬祭以外でもふらっと訪れ、1,400年の歴史を肌で感じながら参拝してみてはいかがでしょうか。
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